Copyright (C) 2006 Kohinata Environment Design research institute inc. All Rights Reserved
小日向環境デザイン研究所は、医院・クリニック・住宅の建築空間と環境デザインを専門とする建築設計事務所です。私たちは、何よりもお客様との対話を大切にし、共に作り上げていくパートナーとしての役割を重視しています。調査・企画・設計・監理・検査のことは、安心して私たちにお任せください。
当事務所のホームページをご覧になり当事務所について興味あり、もう少しお知りにないたいとの希望がありましたらご遠慮なく電子メール(お問い合わせフォーム)か電話にてお問合せください。
また、医院・クリニックの新築、建替え、増築を希望されていて専門的なことで質問がありましたら同じ方法をもってお問合せください。その際お客様の方で「一度直接あって相談したい。」とのご希望がありましたらお申し出ください。
早々にご連絡をさせていただき、お客様のご都合に合わせてお約束をとらせていただきます。
お客様と直接お会いして、当事務所をパートナーしてお選びいただきましたら、計画のご希望、イメージ、考え方、ご予算、お困りのことなどの詳細をお話ください。後日早々にお客様からおうかがいした条件を文章にして整理し提出いたします。計画を進めるにあたって基本資料になるので文章にしておくことが必要です。
また、こちらからお客様の好みの色やシックハウスに関する反応、生活習慣等などのアンケートもお願いする場合があります。
私たちは、よりお客様の立場に立って設計を進めるためにお客様の生活に踏み込まなければならない立場です、その際にお客様の個人情報の保護ついて徹底いたします。
3. 事業計画書、予算計画書の作成をサポートします。
お客様のご希望で「事業計画書、予算計画書の作成のサポートをお願いしたい。」との申し出がありましたら開業コンサルタント専門家をパートナーとしてご紹介いたします。もちろんお客様のお付き合いのある税理士さんがいらっしゃればそちらに依頼することもできると思います。
4. 敷地を選定するにあたって敷地の調査と役所の事前調査を行います。
お客様のご希望されている敷地を決めるにあっての敷地の調査、役所の事前調査のサポートもいたします。不動産業者は、建物を建てる専門家ではありません大まかな知識はありますが十分ではありません。また土地の売買だけを進め「売ってしまえば」との考えをもっている不動産業者もおります。
当事務所の経験でもお客様が事前に購入された敷地で不動産業者の知識不足で設計時にインフラ整備の問題、融資の問題で苦労したことがございます。
敷地を購入する前に必ず建築設計専門家の調査、アドバイスをすることをお勧めいたします。お客様が適切な判断を下せるように調査後は早々に報告書として文章をご提出いたします。基本的には調査費用は、設計をご依頼いただければ無料ですが。何かの事情で設計が中止になった場合は調査費の日当分をいただく場合もございますのでご了承ください。
5. 設計・監理報酬の見積りを提出させていただきます。
基本設計に入る前に契約前の事前の設計・監理報酬見積書を私共から提出させていただきます。これはお客様に設計・監理報酬の目安を確認していただき事業計画書中にも組み込むためのものです。
正式な契約は工事金額が確定しないと算出できませんが、事業計画書の建物予算を基本に見積りをさせていただきます。他の事務所によっては基本設計は無料と表示しているところもありますが、基本設計は全体の基本を決め、デザイン力を発揮する重要な作業ですので当事務所では片手間には行いません。
基本設計は、2、で整理したお客様の希望を基に主に建物の配置計画、平面計画、立面計画、外部内部の仕上計画など建物の基本的な形とデザインと仕様を決める作業です。お客様との打ち合わせ期間は、約1ヶ月~3ヶ月を目安に週に一度の頻度で行います。
また、基本設計がほぼ確定した段階でお客様に立体的にご理解いただくためにスタディー用の模型を作成する場合があります。
7. 概算見積を行い事業計画書の予算との調整を行います。
基本設計図書をもとにパートナーのビルダーに概算見積を作成してもらいます。
競争入札を行うのであれば各社に提出してもらいます。
この作業は、実施設計作業をする前に予算内に収まっているか、予算の見直しをしなければならないかを判断する重要な作業です。お客様も私共もよりよい建物を望む気持ちには変わりありません従って基本設計の段階では、予算オーバーになりがちです。
概算見積によって冷静に精査する機会があたえられます。概算見積りを行わず実施設計が完了してから大きな設計変更を行う設計事務所がありお客様とトラブルを起こすケースもよく聞きます。
手間がかかりますが私たちはお客様とのトラブルを起こさないためにも概算見積の作業は必ず行います。もちろん見積していただくビルダーの方へは、無料でしていただくようにしています。
概算見積が確定し、建物及び外構の予算が確定した時点で設計・監理報酬の契約をさせていただきます。事前に提出しました見積書の見直しを行い双方の合意の上で正式な契約書を取り交わせていただきます。
工事の本見積(実施設計後に行う正式な工事見積)の工事金額に大きな増減があった場合には双方の合意により設計・監理報酬の契約上の工事金額の見直しも発生する場合があります。また、万が一この時点で設計契約に至らない場合には、これまでの作業の清算をさせていただくことになります。
実施設計図書は工事を実施する為や施工者が工事費内訳明細書を作成する為に必要な設計図書です。もちろんお客様にも詳細まで理解していただくものです。主に建築、構造、電気設備、空調設備、給排水衛生設備、カラースキムなど建物、外構の全ての図面を各専門のパートナーの設計技術者が作成をいたします。設計期間は約2ヶ月程度かかります。お客様との打ち合わせも週に一度の頻度で行います。
主に建築確認申請手続き、各行政区での開発行為申請手続き、また、特定な規模、用途地域、敷地の造成により発生する申請手続きもあります。さらに、保健所の手続きもご依頼があればサポートを行います。
本見積は、実施設計図を基に施工するビルダーが建物及び外構工事の工事内訳明細書を作成します。約3週間~4週間程かかります。競争入札の場合は、参加ビルダーそれぞれから提出してもらいます。
12. 本見積書の査定、調整とビルダーの決定をします。
施工するビルダーが提出してきた本見積書を各専門のパートナーの設計技術者が査定し、見積落ち、価格 適正、数量の間違いがないかをチェックします。この時点で予算との最終調整を行い工事金額の確定を行います。
施工するビルダーの決定方法は、主に二通りの方法があります。一つ目は信頼できるビルダーを1社指定する方法と二つ目は3社程度選択し競争入札する方法です。お客様のご希望によってどちらの方法も可能です。
ただし、競争入札の場合のデメリットもあります。品質を下げないでコストダウンする方法や今後メンテナンスで長くお付き合いすることを考えると前者をお勧めいたします。詳細は、お役立ち情報をご覧ください。
13. 施工するビルダーとの工事請負契約を行います。
工事金額が確定した時点で施工するビルダーとの請負契約を行います。
契約書はビルダーが用意し、事前に内容を確認していただきます、内容に問題がなければ当事務所立会いの上契約を取り交わします。
14. 工事期間中の監理、検査を私達がサポートいたします。
工事期間中は、週に1度の頻度で私達専門の設計者が交代で工事を監理いたします。
実施設計に基づいて各工事の仕様、品質、施工精度、構造をビルダーと共に逐一検査していきます。また、医療設備機器等の調整なども行います。
お客様にも工事の前半は週に1度の頻度、後半は2週に1度の頻度で打ち合わせをさせていただきます。
工事が完了しますと各検査を実施いたします。はじめに施工者の自主検査を行います。その際医療機器メーカーの本工事で行った検査を行ってもらいます。次に設計・監理者である当事務所の検査を行います。次に役所、消防署の検査を受けます。その時に私共も立ち会います。最後にお客様の検査をしていただきます。
各検査の是正工事を当事務所で確認させていただいた上でお客様の再確認をいただき建物の引渡しをさせていただきます。
工事が完成・引渡しを行ってから約1年後に建物の検査をお客様立会いのもとで施工者と当事務所が検査をいたします。
医院建設にあたっての小日向環境デザイン研究所の役割をご理解いただいたかと思います。
ご覧のように当事務所では、お客様によくわかるような進め方、きめ細かい配慮をさせていただいております。信頼をもってお任せいただければ幸いです。
「印象に残る建物造り」はよきパートナーとめぐりあうことだと思います。これは私達だけのことではなく、お客様、設計者、地元ビルダーの三者の知恵を出し合い一つになって作り上げたときに出来るものだと考えております。